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闇金とは

闇金とは

闇金とはヤミ金やヤミ金融などとも呼ばれ、正規の手続きを行わずに貸金業として商売を行っている貸金業者の事です。また、その業務を個人的に行っていても同様と見なされています。

十一(といち)などの高利貸しは、現在でも通じる言葉で、これは十日で一割の利子という事になり、江戸時代では五両一などの名称もありました。

闇金の定義は、貸金業の登録を行わず、第三者に金を貸し利息を得ている業者や個人の事で、利息の高さには関係ありませんが、実際に低金利で金貸しを行っているのは、皆無に等しいとも言えます。

また貸金業登録をしているにもかかわらず、十一で貸し出しを行っていた業者も過去にはいたようです。闇金業者は高利な金貸しと共に、詐欺などを行う場合も多く、最初は低利息の融資条件を提示を行い、実際に貸す段階になって高利で貸す場合も多いものです。

また、融資詐欺においては、貸し出す代わりに保証金の供出を求め搾取するという被害も出ています。日本では、高利貸しの金融業者がはびこり、返済に困った利用者が事件を起こしたり、自殺者などが相次いだ為に、2010年以降にその取り締まりが厳しくなりました。

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日本の高利貸しの歴史

闇金とは高利貸しの事を指し、その歴史もかなり古いものです。高利貸しは、日本に貨幣制度が一般的に流通するようになり、その後に始まりました。時代は平安時代にまでさかのぼる事ができます。

当時は高利貸しは月借銭と呼ばれており、中央官司が官人に対して貸し付けを行っていたそうで、官人とは現在での国家公務員にあたる武官や文官を指していますが、年単位ではなく月単位で13%から15%利息を取られていたようです。

鎌倉時代に入ると、高利で金を貸す専門の業者が現れ、借上と呼ばれていました。やがて質草を担保として金を貸す様になり、その質草を保管していた場所から土倉と呼ばれるようになっていきました。

こうした高利貸しの存在は一概に悪とは言えず、江戸時代においては烏金や日済、月走といった名称で世間になじんでおり、こうした庶民相手の高利貸しは明治時代になってからも存続していました。

なぜなら、昔は銀行というものが一般的では無く、商売で借り入れを行うものも少なからずいました。個人で商いを行う場合、市場で大量に仕入れ売り歩き、その差額を儲けるという仕組みもできていたからです。

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090金融とは

最近は身元を知られないようにした、090金融なるものの出現もあり、登録番号を非表示にしてあるのがその特徴です。プリペイド携帯や飛ばし携帯などを利用した業者も多く、これらの固定電話を含む番号表示を行わない業者は、足が付きにくく摘発を難しくさせています。

他にもいわゆる紹介屋の存在もあり、信用状態の悪い利用者を狙い、闇金を紹介した風に見せかけて、手数料をだまし取ると言った手口があります。2010年より、出資法で厳しく利息制限が行われた為に、それまで表立って営業していた金融業者も隠れて貸金を行うようになり、その手口は年々巧妙になって来ています。

実在する大手の金融業者の広告を、ダイレクトメールで送りつけてきたり、無保証や無担保での多額の借り入れが可能だとか、信じられないほどの低金利をうたっている業者のほとんどはこの闇金であり、融資詐欺も多い事からうかつに手を出すと、思わぬ事件に巻き込まれかねません。20%以上の金利が科せられる場合は、既に闇金と言ってもいいので、こうした業者に借りてしまった場合は、法律の専門家に相談する事も対処法のひとつです。

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闇金業者の取り立て

最近は闇金業者の取り締まりも厳しくなっている為に、従来まで行われていた夜間の取立てはあまり行われなくなってきましたが、日中の執拗な取立てはいまだに横行しています。

またこうした取り立ては不退去なうえに住居侵入を行い、最悪監禁や軟禁なども平気で行います。借り手に生命保険や自動車保険を掛けておき、自殺誘導や交通事故偽装を行う場合も多く、こうした保険金から取り立てる事を手口とし、 特定公正証書を利用して合法的に強制執行を行うケースもあります。

また、意図的に借り手またはその同居家族に対して、意図的に訴訟を起こしたうえで訴状を送り付け、取り立てを行いやすくする場合があります。本来は高利貸しは犯罪ですが、それを知りつつ貸し出しを受ける側にも大きな問題があり、逆に借りにげする場合も多く、訴状を送り付けても無視や放置する場合も少なくありません。

しかし、訴訟は正規のもので有効ですので、裁判に出席しなければ法的にも強制執行を受ける事を、借りる責任として理解しておかなければなりません。

裁判所とお金

まとめ

闇金とは、高利でお金を貸し出す無届の金融業者ですが、それを理解してお金を借りるといった利用者も多くいるのが現実です。知らずに借りたのであれば、法律の専門業者に相談するのが一番です。闇金専門の法律事務所というものもあるため、こちらへ相談することをおすすめいたします。

野口かなしい