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銀行法とは

銀行法とは

銀行法とは、公正な金融の円滑の為の銀行業務の健全さを盛り込んだ法律であり、銀行業務の公共性に由来する信用維持や、預金者保護をその目的としたものです。また、適切な運営を確保し、銀行をめぐったあらゆる法律関係を規定する法律の事を意味しているものです。

この銀行法で定められているものには、その業務の範囲と銀行グループの業務範囲が細かく規定されており、関連する規則や銀行内部の構成までもが、細かい取り決めによって法制化されているのです。

また銀行とその銀行持株会社の議決権保有などの規定や、銀行法上のアームズレングスルールがきちんと定められています。このルールによれば、銀行に対して特定の関係者や、それに準ずる顧客とも、通常の条件で取引をしなければならない規定となっており、それが銀行にとって有利な場合であっても、禁止されているわけです。

これは銀行グループ内での癒着などによって、健全性が損なわれないための措置であるとも言えます。また、この法律で禁じられて行為が発覚すれば、当然罰則もあり、最悪業務の停止や免許の取消しなども起こり得ます。

メガバンク

銀行法と信用金庫法

銀行と似たシステムを持ち、同じ金融業務を行っている会社に、信用金庫というものがありますが、この両者と銀行とはどう違うのか、中々見分けられないものです。実はよく似た金融サービスのシステムを持っていますが、銀行とは経営理念の違いによって、組織の在り方に違いがあるのです。

まず大きな違いは銀行法で、信用金庫は信用金庫法という法律によって、定められている会員制度による、協同組織の地域金融機関という事になります。また銀行とは違った制度や運用方法で、その一定地域内に在住する中小企業者や、地域住民を会員としてその業務を行っているのです。

したがって、融資対象は会員の方を原則としているのですが、あくまでも原則で一般の方の融資も取り扱いを行っており、一定の条件が満たされると融資も可能となっています。また預金などの場合は、会員規定などありませんので、誰でも行えるようになっています。

会員資格は、お勤めの方や会社経営などの事業所をお持ちの方など、出資条件によって誰でも会員となる事ができますが、従業員の人数や資本金など一定の規定が定められています。

組合

銀行法と信用組合

信用組合も、銀行や信用金庫で取り扱われている金融商品やサービスは、さほど変わりないもので、取り扱われているものは、預金や融資などといった商品です。

しかし、信金と同様に信用組合には、中小企業等協同組合法と、協同組合による金融事業に関する法律とがあり、その組織や経営理念が大きく違っているものなのです。

信用組合は、組合員によって構成された金融機関で、組合人の出資による協同組織の非営利法人と言えるでしょう。信用組合と信用金庫は、相互扶助を目的に設立された非営利の金融機関ですが、信用金庫よりも信用組合の方が小規模に行われています。

よく似た両者ですが、それは経営理念に会員と組合員の違いこそあれ、ともに相互扶助を目的に設立された、非営利の組織であるという事が挙げられるでしょう。

しかし、その似ている両者のは大きな違いもあり、信用金庫は会員以外であっても預金する事が可能ですが、信用組合の場合には、組合員以外からの預金には預け入れる事のできる金額の割合が決められているのです。

実際に信用組合では、預金や定期積金総額の20%以内と制限されていますが、貸出については双方ともに貸出総額の20%以内と制限されています。

ちっちゃいおっさんたち

銀行法違反

いわゆる銀行法に違反した場合は、定められた罰則にしたがって、業務の停止あるいは免許の取消しなどが申し渡されますが、こうした処分にならずとも、勧告や業務改善命令は毎年のように、どこかの銀行が警告を受けています。

また過去には、以外にも大手の銀行や三大メガバンクの中でも、業務の停止などの厳しい処分が下されており、こうした処分内容や、警告などの内容の詳細などは、金融庁のHPなどで常に公表されているものです。

こうした中、目立っているものは、外資系や海外資本の銀行などで、業務の停止や免許の取消しなどが多いというのは注目するところでしょう。また、最近はネット銀行やネット紹介会社なども、新たな業者が加わっていますが、こうした業者の処分が多い事は目を見張る程です。

したがって、金利が良いからと名も知られない金融業者との取引は、非常にリスクのあるもので取引しないように、危険視しておかなければならないという事になります。

銀行法とは、銀行業務を行う会社の為だけに特化された法律で、その内容は適切に健全な銀行経営を円滑に行う為のものであると共に、我々預金者を守る為にあるものと思っていただければ、非常に理解しやすいものでしょう。

野口かなしい