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死後の預金はどうなる?遺産相続について知っておこう!

遺言書について

不幸によって口座名義人が死亡された場合には、身内にあたる遺族が預金の相続を受ける事になりますので、払戻しなどの手続を行なわなければなりません。

これは、身内でなくとも亡くなる以前にしたためた遺言書などで、遺言執行者を決めている場合には、この遺言執行者が同じ手続きを踏む事になります。

この遺言書には本人自らがしたためた自筆証書遺言があり、遺言者がその遺言内容をしたため、日付や氏名を自筆で署名し捺印した遺言書の事を言います。

現代はコンピュータ全盛の時代ではありますが、ワープロなどの文書やメールなどは改ざんの恐れがある為に、すべて無効となっています。

公正証書遺言は、本人に意識があるにもかかわらず、手が不自由などの理由で行われるケースの多いもので、証人2人以上の立会いの元で、遺言者が公証人に遺言内容を説明しながら、公証人が文書にまとめるもので、この書類は正式文書として、原本そのものを公証役場に保管するものとされています。

最後に秘密証書遺言ですが、遺言者か第三者が書いた遺言書に署名と捺印をするもので、遺言に捺印したのと同じ印鑑で封印し、公証人と証人2人以上に遺言として提出するもので、公証人と証人は遺言書の事実を確認するだけで、中身の確認はできません。

遺言書

預金手続きに必要な書類

遺言書による相続人は、まず速やかに遺言書を家庭裁判所に提出し、その検認を受ける事になります。封印が施されている場合には、家庭裁判所で相続人などが立会いをした上で、開封する必要がありますので、勝手に開ける事で遺言書自体が効力を失う可能性もあります。

この検認というものは、相続人に対し遺言の存在と内容を知らせ、遺言書の形状や加除訂正の状態に日付と署名など検認の日など、遺言書の内容を明確にする事を言います。

つまり、その後の遺言書の偽造や変造を、防止する為の手続として行われるものです。これは、遺言検認調書や検認済証明書と呼ばれるもので、金融機関はこれによって、検認の内容や検認が行われたことを確認できるものとなるわけです。

手続きに必要となるものは、勿論これだけではなく、ほかにも死亡が確認できるものが必要ですし、相続される方の印鑑証明書も必要となります。

また、裁判所で遺言執行者が選任されている場合には、遺言執行者の選任審判書謄本というものも、必要になってきますので、これら全ての書類を用意しなければなりません。

書類

遺産分割協議書

場合によっては、被相続人が思ってもみない事故巻き込まれたりする事で、遺言書が存在しない場合もあります。故人が生前健康で、年齢的にも若ければこうしたケースはよくある事で、遺言書が無いからと言って相続できないわけではありません。

相続該当者が複数存在している場合には、遺産分割協議書というものがあり、遺産は相続人が複数の場合、全員の共同相続財産となります。この遺産分割協議書とは、共同相続遮が相続財産を具体的に誰にどのように分けるかを話し合い、これを文書にして残すというやり方です。

そして、相続人の数だけ作成し全員の署名と押印をし、各自が保管する事になりますが、注意する事もあります。つまり、遺産分割協議は相続人の数だけ作りますので、この中で該当者が1人でも書けている場合は、むこうとなってしまいます。

預金の相続人は、この文書と共に、相続人全員の戸籍謄本と印鑑証明書、そして被相続人の除籍謄本や戸籍謄本などが、金融機関に必要書類として提出しなければならないものです。

介護

遺言書が無く争いが起きた場合

実際問題として、資産家に生まれた方の方がごく少数派という事もあり、一般庶民では遺言書などの無い場合がほとんどで、資産があるばかりに肉親の間で骨肉の争いなども起こりやすいものです。トラブルが起きない為にも残された肉親たちは、事前に取り決めをまとめ文書にしておいた方が安心であると言えるでしょう。

もめた場合には、家庭裁判所による調停を行う事になりますが、この調停で合意にたった場合には、金融機関に提出する資料として、調停調書や審判書が必要で、正式文書は調停調書謄本と審判書謄本という事になります。

気を付けなければならないのは、審判書上確定表示がない場合で、こうしたケースでは審判確定証明書も必要となる事があります。

また、その預金を相続される方の印鑑証明書が必要になってきますが、この印鑑証明は日本だけの文化で、海外に在住で印鑑証明書が無い場合もありますので、この時は金融機関に相談する必要があります。

預金の相続には、金融機関に提出するものが多数あり、即日引き出せるものではない事が多いものです。その為一般の家庭で、親御さんなどが高齢や病気などで、状況が追い込まれている場合には、あらかじめ普通の方法で貯金などを解約しておく事も必要でしょう。

老夫婦