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社債の利率

利率と利回り

債券で言うところの利率とは、額面に対して支払われる利息に対する割合の事で、債券の世界ではこれをクーポンと言い表しているものです。債券の場合の利率は、発行する時の国債の金利水準が基準になっており、これを基にして発行元の信用度に応じて決められているものなのです。

この利率は、1年後に受け取る利息によっても計算する事ができ、例えば100万円で購入した債券の利息が、5万円なら5%で3万円なら3%という具合に判断する事ができます。

簡単な計算式ですので、利息÷額面金額×100=利率という計算方法ですので、どなたでも簡単に計算する事ができるでしょう。利回りも1年間の利益となるものですが、キャピタルゲインとインカムゲインをプラスした、年間収益の割合の事を意味したものです。

つまり、利払いに伴った利息収入がインカムゲインで、満期に伴う買値と償還価格との差益を、キャピタルゲインと呼び、この2つを合わせた年間収益を同じように、額面金額で割って100を掛けたものが利回りとされているもので、純粋な利益に近いものとなります。実際には、ここから手数料や課税が行われますので、税引きされたものが純利回りと呼ばれるものです。

グングン上がる

国債と社債の関係

一般に社債には、国内の格付け制度が制定されており、ここでランク付けによる評価が行われているものです。これは日本国内の、格付機関5社による査定で、金利の差はこのランク付けの差にも連動しているものですので、金利が低ければ低いほどランク上位の企業が目立ちますが、逆に格付けの低い企業ほど金利を高くしなければ、債券を購入して貰えないという事態が予想されます。

つまり、金利が高い企業はランクの低い企業が多いものですが、国債はどうなのでしょう。日本の国債の金利は、世界から見てもかなり低い水準で、トップクラスの低金利ですが、金利が低いからと言っても、国債の格付けが必ずしも高いわけではなさそうです。

現在日本の国債ランキングでは14位ですが、実際は上位から24番目であり、必ずしも評価が高いわけではありません。これは日本が金融政策において、マイナス金利政策を行っている為に、低い金利水準と言うわけですが。

この国債を基準としている社積が必ずしも、低金利というわけではありません。国債は銀行どの金融機関がおもな購入者ですが、社積は投資家から資金を集めるので、金利を多くしないと資金を調達できないためです。

投資で赤

社債と株式の違い

企業が資金調達を行うおもな手段には、銀行などの金融機関から融資を受ける方法と、株式や債券を発行し出資金を募るという方法があります。銀行などの金融機関から多額の融資を受けた場合、定期的な監査を受けるなどの制約が発生する事もあり、債務が滞れば経営に口出しするようになってきます。

株式の場合は投資ですので、株主が経営にタッチする事は出来ませんが、定期的な株主総会が必要で、株主たちには配当を与え続けなければなりません。経営にはタッチできないのですが、株主の権限には役員の選出や解任が盛り込まれており、筆頭株主の権限はかなり強いものと言わざるを得ません。

また株式の割合によっては、会社の経営そのものの譲渡もありうるわけで、株式の乱発は混乱を呼びます。一方社債は株式発行に比べると、株式の価値そのものを損ねる事無く、短期間で発行できる事から、手軽に資金調達できるというメリットがあるのです。そして、株式のような権限も無い事から、企業に対する制約も無いに等しいわけです。

ポイント

社債の魅力

社債の魅力と言えば、やはり国債や郵便局や銀行などの定期預金と比べても、非常に利率が良いという事が挙げられます。

2017年5月時点では、大手銀行の定期預金でも5年定期で利率が0.03%で、国債よりも金利の高い個人向け国債にしても、金利が0.05%と100万円預けたとしても、利子が300円と500円という事になり、ここから課税されるのですから、投資目的ではよほどのことが無い限り、手を出したくない商品と言えるでしょう。

その点社債の場合は、金利が低いとされるランク上位の債券でも、これらの10倍の金利が付けられている事が多く、某人気球団を持つIT企業などは、2%以上もの金利を付けた債券の発行を行っており、人気の高さから申し込みが殺到しそうです。

また投資を行う上で、NISA口座で取引を行う事で、120万円までが非課税になる特典がありますので、長期にわたって運用するタイプの社債には、まさにうってつけの講座とも言えるでしょう。

社債の利率は国債をベースにしたものですが、その上乗せは企業側に全てまかされていますので、魅力的な金利での発行が多いと言えます、発売方法は募集という形を取っていますので、公募となりますが証券会社に口座を持っていなければ、応募する事が出来ません。

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