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株の利回り

利回りの本質

株は投機目的でまるでギャンブルのように扱われる事も多いのですが、これは投資の方法ひとつで、利ザヤを稼ぐ運用方法は確かにリスクの多いものです。しかし運用方法次第では株は安全で貯蓄型の安定した投資方法にもなります。

利回りとは投資した資金に対して、どれくらいの利益があがってきたのかを表す数値の事で、10万円を投資して2万円の収益を得た場合には20%の数値となり、この数値が投資効率を計る指標として使われるのです。間違えてはならないのは、利益の額ではなくあくまでも利益の割合ですので、単に数値で判断されますので銘柄の優劣は関係の無いものになります。

なぜこのような数値が必要なのでしょう。例えて言えば、不動産で2500万投資して80万円利益があったとします。そして、株に100万円投資して5万円儲けたとすると、利益率は不動産は3.2%ですが、株取引では5%となりこちらの方が利益率が高い事がわかります。

利益は勿論不動産の方が高額ですが、こうした数値を出す事で投資先の商品の優劣をはっきりと区別でき、冷静な判断で投資を見つめ直す事ができるという利点があるわけです。現在日本の経済はデフレ状態にあり、金融庁ではゼロ金利政策を打ち出しています。

これは銀行に借入をしやすくすると共に、借入金で設備投資や不動産などを購入してもらい、経済を潤そうという狙いがあります。しかし逆に預金の魅力が薄れているのです。

埋まっているお金

株で得られる2種類の収益方法

株は大きく分けると、売買益で差益を得る目的のキャピタルゲインと、長期で運用する配当金目的のインカムゲインというものに分ける事ができます。

キャピタルゲインは、現在の株取引の主流とも言うべき存在で、短期投資と言う特徴を持ち、長くとも1年以上保有する事が少ない短期型の投資方法と言えるでしょう。またこの短期型投資方法には、超短期型のものもありデイトレードと呼ばれるもので、1日のうちに売買を済ませてしまうタイプの投機方法で、この取引を中心に行っている者を指して、デイトレーダーと呼んでいます。キャピタルゲインは取引の中で、利益を多く得る事のできる投機方法ですが、反面リスクを伴う事も多く、危険性がある事を熟知していなければならない運用方法です。

一方インカムアゲインと呼ばれるものは、長期にわたって株を保有するものですので、配当金による複利の効果が得られるほか株主優待措置が取られる場合があります。預金と同じようにリスクは少なく、放置しても分散投資をしておけば、リスクが低いという事が最大のメリットと言えるでしょう。

ちりも積もれば

株のリスク

投資にリスクの無いものは存在しません。しかし、タンス預金で財産は守れても、盗難や火災に遭うという事も起こり得る現実で、まず利益を全く産み出す事はありません。また現金は、為替や経済の影響を常に受けますので、インフレが起こると通貨の価値が下がる事になりますので、持っているメリットは無いのです。

預金も立派な投資に一つですが、現在はデフレによる金利の下落で、長期に預けるタイプの預金にしかメリットはあまりありません。一時好調であった不動産も、バブル崩壊で低調気味とあって、相場を投資の対象とする事が多くなってきたわけです。

余剰金は運用して初めて利益を持てるものですので、利率の低い預金より株取引を行うというのも自然な流れですが、売買益で差益を得る目的のキャピタルゲインと、長期で運用する配当金目的のインカムゲインは、共にリスクのあるもので、キャピタルゲインは短期で勝負しますので、こまめなチェックが必要で損失が続くと取引ができなくなる事もあり、複利の効果が得られないというデメリットがあります。またインカムゲインは、会社の業績に左右されと言う面が強いものです。

笑うおじさん

他の投資との利回り比較

資金を長期で運用して、預金よりも高い利率が期待できるのが、配当金目的のインカムゲインと言う投資方法で、普通の預金のように放置していても配当が得られるという方法です。

自宅に隠しておくタンス預金ですが、何十年経とうともこの資金が増える事はありませんが、インカムゲインを上手く活用する事で、大きく増やしていく事も可能となります。銀行や郵便局で最も利率が良いとされているのは、定期預金などですが現在利子が多いとされるタイプの商品でも、固定で考えると利率が0.5%ほどで、100万円を30年間預けると115万円を超えるほどとなります。

一方国債などは利率が1%ほどですので、130万円と言う計算になります。株式の利回りは高利なものが多く、2%から3%もある事も多いので3%だと、30年間預ける事で200万円ほどになり、5%ですと100万円が4倍の400万円にもなるのです。

これは預金と同じく複利によるマジックで、利子が利子を産み出す仕組みになっています。ただし、30年間預けるという事は、30年間会社がつぶれないという前提条件である事は言うまでもありません。

株を長期で運用すると、利回りと言う恩恵がある上に、複利で増えていくというメリットがあります。利率が大きいほどリスクが多いという証拠ですので、そうした企業はこまめに会社の業績は常にチェックする必要はあります。

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