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株主優待とは

株主優待とは

株式会社にとって、株券の発行は融資の形ですが、購入者は出資と言う形になり企業に対して株主になります。株主は企業に対して何らかの権限を持ちますので、企業側はこの出資者に対して何らかの誠意を見せる必要があり、それが配当であり株主優待なのです。

株主優待とは、企業に出資頂いた株主に対して、自社のサービスや商品などを優待価格で購入できたり、無料で試して貰ったりする事で、自社の商品やサービスについてよく知ってもらう目的で行われるものです。

また、こうしたサービスの一環で、企業の個人株主の安定株主化や株主の顧客化を図るうえでも大事な要素で、顧客の株主化などの目的で行われている追加的なサービスでもあるわけです。この優待制度は、海外ではほとんど見られない日本独自のもので、過去においては株式の持合が頻繁に行われていた為に、個人投資家はおざなりになっていた側面があったのです。

しかし現在において、個人投資家の力は大きくなり、ほとんどの企業では重要な要素にもなって来ています。これは出資して頂くだけではなく、この出資者から見れば自分が投資している会社を応援する事も必至で、そうした会社を利用するというのも当然の事でしょう。

持ち株が行われる際は企業同士で行われ、お互いを守るという側面の強いものですが、企業を成長させるという側面はあまり持っていないものです。

商品券

企業にとっての優待制度のメリット

優待制度のメリットは、相互関係によって成り立っているものです。株主は株を保有し、補修する企業を応援する図式ができる事になりました。つまりこれは、企業にとっても個人投資家は、売り上げにも貢献する大事な顧客である事がわかり、企業にとっては更なる2重のメリットがあるわけです。

企業にとっては、これを経営戦略に生かさないわけがありません。株式を保有する株主にとって、企業の示すサービスが顧客にとって必要なものであればある程、株を手放す事が無くなりますので、安定した株式の保有を実現できるというわけです。

しかしすべての企業が、この優待制度を行っているものではなく、元々はこうした制度すらほとんど行われていませんでした。1990年代では、上場株式の全体の10%ほどしか行われていなかった優待制度ですが、2000年代に入るとそれも20%と増えていき、現在では3割以上の企業がこの優待制度を行うようになってきています。

具体的な数は、2017年5月現在3560の上場企業のうちで、優待制度を持つ企業は1100社近くありますので、選びがいがあるというものでしょう。

グッド

株主優待のメリット

実際に企業の株を保有する株主たちにとって、この株主優待はどんな位置づけで考えられているのでしょう。単純に考えられる事は、配当と同じ様にインカムゲインの一つとして考えている方がいるのは当然として、そうした会社が近くにあり、普段使う系列のお店や会社のサービス割引券を目的として、利用している方などがいる事でしょう。

中には恵まれた環境下で生活している為に、全く無頓着な方もいるようですがこうしたメリットは利用しないと損だとも言えるでしょう。ある航空機会社の場合だと、割引チケットが貰えますが、乗り込み料金を50%OFFと半額にするような優待を設けています。

航空料金の半額はかなりの高割引で、旅行などの際には遠距離になればなるだけメリットの高いものとなります。もちろんタイミングが合わず、旅行に行きそびれるという事が考えられますが、そんなときは金券ショップやオークションなどで売ってしまえば実益として受け取る事もできてしまいます。

また大手スーパーなどでは、優待カードで特別割引を毎回受けられるなどのサービスもあります。

笑顔

株主優待サービス権利確定日

株式は資金を運用するという面においては、貯金や預金と比べて非常に優れた運用方法と言えます。勿論キャピタルゲインとしての短期投資も行われていますが、このキャピタルゲインに比べて見ればおわかりのように、優待制度のほかにも配当を受けられるという有利性は、キャピタルゲインでの投資にはほとんどない事なのです。

ただし、株を購入しても直ぐに恩恵に与れるといったものではなく、株主優待は各企業の権利確定日という時点で、株主になっておかなければなりませんので、これを目安にして購入されると良いでしょう。

ただしこの権利確定日はまちまちで、一般的には決算期にあたる3月が多いのですが、企業によっては2月であったり別な月であったりしますので、確認をしておく必要があります。また年に2回この権利確定日がある場合もあります。

株を長期に保有する目的のインカムゲインは、こうしたメリットが大きいのですが、勿論業績のいい会社を狙う事には変わりません。なぜならば、保有株の価値が上がればおのずと売却時に高額で取引が行えるからです。

株主優待とは株主になって初めて、恩恵が受けられる投資者ならではのメリットです。ただし、どの企業もこの優遇制度が行われているわけではありませんし、権利確定日を無視しては、好機を見逃す事にもなってしまいます。

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