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総合口座の当座繰越とは

総合口座の当座繰越とは

この預金の特徴と言えば、普通預金と定期預金が1冊の通帳に預け入れられるという便利なものですが、通常の普通預金では、普通預金残高が払い戻しや自動振替の請求よりも少ない場合は、残高不足によって支払い不能となってしまいます。ところが預金残高が足りないのにも関わらず、支払いが行われるシステムになっているのです。

そのからくりは定期預金によるもので、定期預金がある事でこれを担保にし、自動的に貸し付けが行われる事で、支払いが自動的に行われるものです。このシステムは当座繰越というもので、普通預金と定期預金の預金利率にプラスして貸越利息が発生し、精算は1年に2度、2月と8月などといった具合に、精算する形になっているものです。

個別の銀行などといった金融機関によって、その取り扱いは異なりますが、基本的には当座繰越のシステム自体は同じで、金融機関によっては国債や地方債などの公債や、定期積金の契約などもこの口座に預け入れる事ができる場合もあります。また不足分となった金額の貸付による返済は、その後の普通預金口座への入金で自動的にペイされる事になります。

印鑑と通帳

総合口座の注意点

この預金の特色である自動振替によって、融資が自動に行われるという事もあり、金融機関によっては未成年での口座開設が認められていない場合もあります。その際には、普通口座と定期預金口座との2通が作成される事になりますので、自動振り替えと言うシステムは使えない事になります。

また、任意で貸越機能を遮断できる、信託口座や複合口座などといった預金も存在しています。数年前には、金融債を担保とする繰り越し機能の付いた預金も存在していましたが、現在は預金規定上で廃止されている金融機関もありますので注意が必要です。

この講座の最大のメリットは、1冊の通帳で普通預金と定期預金の口座が持てる事で、普通預金の残高が無い場合、借り入れもできるという点です。最大か利幅は90%と定められてはいますが、親や兄弟に借りる事無く手軽に現金を手にできるメリットは大きいものです。

しかし、気が付かない内に普通預金が残高不足に陥り、重いよよらず自動で自動融資が行われるシステムでは、その分融資が行われた分利息を支払わなければならないというリスクがあり、デメリットに感じる事でしょう。

みずほATM

当座繰越は利便性に長けている

そもそも、この制度は何故行われるようになったのでしょう。もともとこの貸越は、定期預金を保有する利用客に対する銀行のサービスの一環として行われたようで、普通預金と定期預金を保有する場合、普通預金の残高が足りなくなり、利用客が定期預金の解約を行わなくてはならないケースがありました。

銀行にしては、少額足りないばかりに定期預金を解約されるのは大きな痛手で、これを防止する為にもこうしたサービスをもうけたのです。利用者側にも大きなメリットがあり、解約せずに借り入れができますので、定期預金の金利がそのまま受け取れます。

つまり、普通に借りると借りた利息を支払わなくてはなりませんが、定期預金の金利分が得するという仕組みができているわけです。いったん解約して、数か月後に定期預金を預け直すのと、現状維持のまま預けておくのでは、どちらがお得であるのかは一目瞭然でしょう。

こうした特徴を踏まえて、繰り越し機能を上手く活用する事で、お手持ちの資金を有効活用できますし、いざ資金難に陥った際にもATMなどで借入できるのは嬉しい機能と言えるでしょう。

金女

貸越限度額や決済方法

貸越限度額については、金融機関により多少違う事も考えられますが、その多くはお手持ちの定期預金合計残高の90%となっていますが、上限が200万円と決められている事が多いのです。

しかし、個人向け国債などをお持ちの方は更なる借り入れが可能になり、利付債の額面合計80%と割引国債の額面合計60%の合計額が借り入れの対象と出来ますので、これで上限200万円まで借り入れが可能となります。

つまり、両方を利用されている方は借入金も両方利用できる事になりますので、合計400万円までが借入金の上限となります。また決済方法は、普通預金に入金があった時点で、自動的に相殺されますので、この普通預金に給与振り込みを設定されている方は、給与が振り込まれた時点で自動的に決済されるという事になるわけです。

一般的には、普通預金には毎年2月と8月に利息がつくことになりますが、この時に借入された分の利息も自動的に差し引かれますので、特に利用者側で特別に行う事などはありません。なおほとんどの金融機関では、担保である定期預金の約定年利率+0.5%になりますので、これを365日で日割計算する事になっています。

総合口座は定期預金を確保しながら、借入金によって急な資金調達も可能にしています。ただし、借入金ですので、何度も借り入れを行う場合には利息にも注意が必要です。またクレジットカードを紛失した際にも、余分に引き出されるというリスクもあります。

注意点