!シェアご協力下さい!

国債と住宅ローンの関係

金融政策に関する基本方針

ニュースや新聞で、日本銀行による金融政策に関する基本方針などの見解が流され、これを見聞きする機会があると思いますが、実は日本銀行ではこうした金融政策決定会合が毎月2回、行われているのです。

金融政策で、何が行われているかというと、日本経済をどう成長させていくのかをまとめ、これを政策として決定する会合と言えます。

投資を行う上で、この意思決定は非常に需要なものとされ、たとえ政府の期間である金融庁であっても、日本銀行の決定には逆らう事などで来ません。日本銀行では景気の良し悪しに関わらず、絶えず景気の動向を見守っており、公定歩合の調整によって金融機関の引き締めや緩和を行っているわけです。

公定歩合とは、日本銀行が一般の銀行向けに貸し出す金利を意味しており、金利が上昇するとお金が借りにくくなりますので、貨幣流通量が増えるという結果に繋がる事が多いものです。

しかし、1994年の金融自由化によって、金利の自由化が認められるようになった事で、市場金利と公定歩合が連動しなくなり、あまり効果が得られないという結果になり始めています。

桜

日本の経済状況

現在日本の経済が、デフレ状態にある事は皆さんご承知の事と思いますが、デフレがなぜいけないのか、それは経済が低迷する為によくないとされています。デフレは景気が悪くなるのを助長し、長引かせるきっかけとなるもので、バブルがはじけて以降こうした状況が続いているわけです。

デフレ経済下では貨幣が価値を持ち、商品価格は低下するはずですが、確かに安い商品は目に付きます。値下がりしたものには何があるのでしょうか。逆に食料品や調味料など、値上がりしたものの方が多く、目立っている風にも見えます。

現在のデフレ状況下において、通常のデフレでは見られない現象が起こっており、このまま経済が上向きになりデフレが一気に加速すると、一般家庭では収入と支出のバランスが崩れ、物価の急上昇に耐えられなくなる恐れもある為、緩やかな上昇値である2%を日本銀行の見解では、示したものと思われます。

このインフレ上昇値の2%とは、簡単に物価が2%上がるのと同意義で、日銀の見解では消費税が上がる事で、この2%の数値が達成されると読んでいます。

富士山

国債と住宅ローンの関係

政府の公式文書に、中長期の経済財政に関する試算というものがあり、この中で2020年までに金利を3.4%まで上げるとの試算を出しています。住宅ローンをこれからお考えの方や、借り換えを行うのであれば今がその時なのかもしれません。

プライマリー・ディーラーという言葉をご存知でしょうか。これは国債市場特別参加者の資格であり、政府が発行した国債は、まずプライマリー・ディーラーの資格を持った金融機関が一旦購入し、そこから機関投資家などに再販売される形になっています。

これは国債が売れ残らないようにする仕組みで、債券の信用を落とさないための工夫でもあります。この特権は金融機関が、利益をこの債権に上乗せして転売できるというところにメリットがあったわけですが、マイナス金利によって利点が無くなった為、大手バンクがこの権利を返上したいきさつでもあります。

この先金利が上がり国債の金利が上昇すると、国債価格は下がるという関係がありますので、沢山保有するとその価値も下がって行く事に繋がるわけです。住宅ローンなども、こうした動きに左右されますので、乗り換えや新規での融資をお考えの場合、変動金利ではなく、現状で最低金利の時代にこそ、固定金利での借り入れをすべきでしょう。

新築

住宅ローンの借り換え

住宅ローンの借り換えは、当然の事ながら現在利用している金融機関以外で行う事になります。こうした金利は一瞬の事で上がる事も多く、実際に1987年では3.7%からたったの4か月で2.7%も金利が上昇しています。

また、バブル時代にインフレが起きた事もまだ記憶に残っているように、この時代も2年間で3.5%も金利が上昇しています。その後の1998年では、わずか半年で金利が0.6%上がった事もあり、2003年では3か月で金利が1.2%も上昇したのです。

こうした事を踏まえても、ローンを検討する際にはこうした金利の事を十分踏まえて検討して行く必要があり、将来の支払額に大きな差が出て来る事は必至です。低金利の今が、住宅ローンの借り換えを行うメリットが大きいので、まずは仮審査を受ける必要があります。

金利というものは、これまでの歴史を見ても常に変動しており、予想がしづらいものですが、無理のない返済範囲で住宅ローンを組むというのが、一番の王道で本来支払わなければならなかった金利による利息を、大幅に減らすチャンスでもあります。

国債は日本経済の指標である事言え、景気の動向を示す物差しでもあります。住宅ローンとの関係も密接で、変動金利であった場合はインフレにより、通常の利息よりも多く支払って行かなければならない事も当然あります。

粘土の家族