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国債とは

国債とは

国債とは簡単に言えば、国の赤字を補てんする為に発行する、債券と呼ばれるものです。国の収入となる歳入は税金ですが、歳出とされる支出に足りませんので、この分赤字が毎年出ている事になります。

つまり簡単に言えば、国の借金を肩代わりしてあげるから、代わりに利息を付けてお返ししますよというもので、返済期日も決められているものです。返済期日は満期と呼ばれるものに相当し、1年未満のものから10年物までありますが、金利はかなり低いものです。

10年物の国債もついに0.5%を切ってしまい、国債に魅力が無くなったかに見えますが、実はそうではなく国から発行される債券ですので、相場が存在し需要が高くなる事で価格が跳ね上がり、逆に債権の金利が落ちて行くという現象が起こっているからなのです。

この債権の購入先は日本銀行であり、大掛かりに購入を行っている為に、短期国債ではマイナス金利まで発生し、額面価格を超えた価格で購入した投資家達は、かなりの損失を被っています。これは日銀が公言した国債の購入量に達しないので、こうした行動をしている為、人気が高いと思われているわけです。

桜

日本国は一つの企業

国の在り方を説明する場合、国とは民を社員とした企業という側面を持っています。簡単に説明すると、国は大きな企業の頂点に立つもので、日本国という企業は社員に働いて貰い、利益を出していかなければなりません。

つまりほかの企業は利益を出す手段であり、日本国首相は日本国会社の代表取締役となるわけです。多くの企業は利益を得る為に業績を上げていきますが、時により業務拡大や市場を広げる為に資金が必要となります。

そのための資金を得る為に、銀行融資を得たり株式や社債を発行し、資金提供を得ているのです。国も同じで赤字になれば、どこからか借金をしなければ、赤字を補てんすることは出来ませんが、国債とはこうした赤字を補てんする為に、発行されているものです。

では、国の収入とはいったい何なのでしょうか。それは税金で、経済が豊かになればなるほど、お金が回るという事になりますので、税金も増えていきますが、景気が悪く経済が低迷すると、国民も派手にお金を使わなくなり、蓄財に資金を貯め込む事になりますので、税収が減る事になるわけです。

世界と日本

国の支出金

国のおもな収入源は税金ですが、これを納める場所と言えるものが国庫というもので、この国庫に税金が納められ支出金がこの国庫から支払われる事になります。国庫支出金とされているものは、国庫負担金と委託費そして補助金となっています。

歳入となるものは、2016年ではこのうち6割ほどが税収で1割が建設公債となり、残り3割が全て国債で賄われていますので、日本は4割以上の借金で政策を行っている事になります。この支出額は年々さらなる増加傾向を見せており、2015年ではついに800兆円を超え累計838兆円となっています。

1982年(昭和57年)ではこうした借金が100兆円を超えておらず、わずか33年で8倍以上もの負債を抱えた事になります。特に1998年からの負債額は軒並み増え続け、経済の低迷によるテコ入れ政策が続いたが、思うような結果が得られずに負債は膨らむ一方です。

これは生まれたばかりの赤ちゃんを含む、国民1人当たりの負債額に直すと、664万円となり2016年のサラリーマン平均年収よりも、はるかに多いという事になります。

お金を育てる

国債市場の現状

現在の国債市場は、日本銀行の大掛かりな買い占めの為に、人為的のコントロールされていると言っても過言ではありません。こうした債権を保有してる銀行は、日本銀行が額面以上の金額で国債を買ってくれますので、まさしく濡れ手に粟の状態で資金を得る事ができます。

したがって銀行も、買い取り先が決まって安心な国債を更に購入しようとして、更なる人気が高まるわけですが、このバランスが崩れる事を考えると一気に暴落の危険性があるという事です。

国の債券ですので、通貨と同じく信用がある限り、価値が落ちる事はありませんが、これは経常収支の黒字が維持され続けているからとも言えます。逆に経常収支が赤字になれば、波乱含みの展開が訪れる事は間違いなさそうです。

ニュースなどでは、将来ハイパーインフレによって危機が訪れるなどと、危ぶむ声も聞かれますが、日本は体質的に物不足に陥る事はほとんど無いとされています。多少のインフレは起きるでしょうが、単に物価の上昇程度で納まるものと見られています。2017年現在、国債の金利は0.05%ですので、ほかの金融商品と見比べて検討しましょう。

国債とは簡単に、国の借金となるものを債券で賄っているものです。国の発行する債券ですので、国が無くならない限りは安全と言える商品ですが、法律によって取り扱いが変わったり、暴落する危険性も勿論投資ですので可能性は否定できません。

お金の雨