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信託銀行のサービスの比較

信託銀行と銀行の比較

信託銀行とは、銀行業務と信託業務の両方を行う事のできる銀行で、一般的な預金と貸出に為替などを取り扱っています。これは、メガバンクや地方銀行と同様の業務が行えるという事になりますが、信託業務では信託された資金や有価証券と不動産の運用も行っており、併営業務として証券代行や相続関連等の業務も行っています。

中には信託業務のみを行う場合もありますが、基本的には双方の業務を行っていると覚えておくと良いでしょう。そもそも信託という意味は、他人の財産を自己の名義に変えて預かり、これを運用する仕組みの事を言い、両者の信頼のもとに成立していなければ成り立ちません。

信託のしくみは3つの過程よって成り立つもので、財産を預ける顧客が委託者であり、預かり運用する人を受託者と言い、財産運用の利益を受け取る人を受益者と言います。

信託の特徴は名義の変更ができ、財産管理と転換や倒産隔離の機能によって、財産管理処分権が受託者に与えられる事が財産管理機能なのです。この機能により、受託者は信託目的の範囲内であれば財産を自由に運用する事が可能なのです。

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信託の考え方とその始まり

信託の考え方としては紀元前にその考えがあったとされますが、記録上の始まりは13世紀頃の中世イギリスでユースというものが存在していました。

ユースと言うのは、自分の死後に教会へ土地を寄進するという習慣で、熱い宗教心から来ていたものでした。教会は政権とは独立した存在でしたので、土地を教会に寄進されると領主は税金を得られず、これを幾度も法令で縛る事にしたのです。

しかし、度々起こる戦争で、戦に負けると賠償に土地を奪われるという事もあり、貴族の間でも戦争前にユースを利用するものが増えていきました。

兵士たちも同様で、信頼のおけるものに土地を渡し、家族を養っていける為に利用され続けたわけです。15世紀になるとますます盛んになり、国もこの制度を認めざるを得なくなって行きます。

しかし、この制度が広がりを見せるにつれ、税が取れなくなった為に、再び条例によりユースが禁止されましたが、それを回避するべく二重のユースが考え出されたのが、現在の信託の始まりとされています。

その後17世紀には合法と見なされ、近代的な信託制度へと発展し、信頼の意味でトラストと呼ばれるようになったのです。

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信託銀行の特徴

信託とは、歴史的経緯から見ても、信じて託すという言葉が使われており、そうした意味合いで作られたシステムであり、日本でも古くからそうした考えがありました。

この制度が入って来たのが明治の終わりごろでしたが、事業会社を対象とする信託制度を最初に導入したのは日本で、それは戦争を行うための資金作りが急務だった為です。

やがてそれが個人を対象するものへと変わり、現在の信託銀行へとなったものです。現在も行われているサービスに、贈与や相続に関する信託サービスというものがあり、自分の残した財産などを子供や孫に相続させる場合に、財産を分配する為、財産をこうした信託銀行に名義を変更し、信託するというものがあります。

委託者は故人となった後、子供や孫などの相続人に自分の指示通り、分配していくというサービスがあり、これを遺言信託といいます。また、財産を毎年子供や孫に贈与するタイプのものは、暦年贈与信託と呼び、教育資金を決まった時期に贈与する、教育資金贈与信託などのサービスも行われています。

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信託銀行のサービスの比較

信託が普通の銀行と違っているのは、名義を移すという点でしょう。財産分与の信託でも、財産そのものの名義は、信託銀行に移される事になります。財産の名義の変更が行われるわけですが、名義が移動しても信託銀行のものになるわけではありません。

つまり、名義を変更して財産を自由に運用できるという、信託契約が交わされる事になるわけです。この時考えられるのは、その財産が投資に失敗したり、銀行業務の業績の悪化などで倒産してしまう可能性ですが、預けられた財産はそれぞれの信託契約や、信託銀行の自己財産ともに、分けられて管理する事が法律で義務付けられていますので、財産はしっかり保護されています。

信託銀行の特徴としては、金銭信託は元本保証という事があり、これは証券会社とは違うところです。証券会社も口座を作れますが、これは株の直接取引などを行う為に作りますが、勿論預ける事も可能です。信託は証券会社でしか扱えないはずの、株や債券取引のファンドを扱っていますが、証券会社と同様の商品と考えて良いでしょう。

現在国内の大手信託銀行は、5社ほどがありますが、ほかの銀行と比較してATMなども少なく、各種信託サービスの利用を利用している方には利用価値がありますが、一般人が普通銀行として利用して行くのには、やはり不便さがあります。

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