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ビットコインは取引所の価格差で儲かる?

ビットコインは取引所ごとに価格が異なる

ビットコインを売買できる取引所はいくつも存在しますが、その取引価格は取引所ごとに異なります。公開されている株式のように、どの証券会社で買っても取引価格が同じという訳ではありません。

取引所によって価格差のあるビットコインでは、その価格差で利益を狙えるのでは?と思った方も多いのではないでしょうか。これはFXの世界で使われている「アービトラージ(裁定取引)」という手法です。今回はビットコインでこの方法を使うことが出来るのか解説していきます。

ビットコイン価格

ビットコインでアービトラージ(裁定取引)する方法

ビットコインのアービトラージを簡単に説明すると、まず価格の安い取引所でビットコインを買って、そのあと価格の高い取引所でビットコインを売ればその価格差で利益が出るという仕組みです。

ビットコインのアービトラージ

でもこんな簡単な仕組みで本当に利益を出すことが出来るのか、少々疑問を抱くのも当然です。では本当にこのやり方はビットコインで通用するのか、実際の数字を追って見ていきましょう。

下の図は取引所の板情報です。板情報とは、市場参加者の発注数量や価格を表示しているものです。左がZaif、右がビットフライヤーの板情報です。今回はこのふたつの取引所を例に見ていきます。

zaif&bitflyer

上の板情報を見ると、Zaifの板で青枠の数字は気配値:1172520、買気配数:0.0839と表示されています。これは、「1BTC=1,172,520円で0.0839BTCの買い注文が出ている」という意味です。

また赤枠の数字を見ると、気配値:1172825、売気配数:0.0446と表示されており、「1BTC=1,172,825円で0.0446BTCの売り注文が出ている」という意味になります。これを踏まえZaifとbitFlyerの板情報をまとめると以下のようになります。

買う場合

  • Zaif→1BTC=1,172,825円で買える
  • bitFlyer→1BTC=1,185,390円で買える

売る場合

  • Zaif→1BTC=1,172,520円で売れる
  • bitFlyer→1BTC=1,184,402円で売れる

この価格差をもとにアービトラージをするとなると、Zaifで1BTC買ってその瞬間にそれをbitFlyerで売れば、1,184,402円ー1,172,825円で11,577円もの利益が出ることになるのです。

億りビット

本当にビットコインでアービトラージは出来るのか

さきほどの章で述べた「安い取引所で買って高い取引所で売る」という方法ですが、本当にこんな簡単に利益を出す事が可能なのでしょうか。それを実現するにはやはり、クリアしなければならない条件がありました。

その条件というのは、「買ったビットコインをもう一方の取引所に価格が変わる前に送金できること」という点です。ビットコインの価格は刻一刻と変動しているため、送金に時間がかかっているうちに価格が変わり、損をしてしまうこともあり得るのです。

しかし現段階のビットコインでは最低でも10分程度送金に時間がかかり、実際には1日以上かかってしまうこともざらにあります。ということは、ビットコインではこの方法で儲けるのは難しいという事になるのです。

びっくり

ビットコインの価格差で儲けるには

先程のやり方では実際に利益を出すには難しいと分かったところで、次に別の方法をご紹介いたします。簡単に説明すると、先程のやり方を送金せずに行うといったイメージです。

この方法ではまず2つの口座にビットコインを0.1BTC、現金を200,000円用意します。2つの口座の合計額はビットコインが0.2BTC、現金が40万円になります。板情報が先程と同条件だとして、Zaifで0.1BTC買い、それと同時にbitFlyerで0.1BTC売ります。すると口座残高は…

Zaif ビットコイン0.2BTC、現金82,718円

bitFlyer ビットコイン0BTC、現金318,440円

2口座合計 ビットコイン0.2BTC、現金401,158円

となり、1,158円利益が出たことになります。もっと価格差が大きかったり、取引量を増やせば収益を大きくすることも可能です。

アービトラージ説明

しかしここで、bitFlyerの口座はビットコインが0BTCになってしまいました。これでは売るビットコインがありません。反対にZaifの方では円が減ってしまいビットコインを買える量が減ってしまいます。これでは2回目以降の取引はどうすれば良いのでしょうか。

これについては2通りの対応方法があります。まず1つ目は、1回目の取引とは逆の取引(Zaifで売り、bitFlyerで買う)ができる機会を待つ方法です。ただしこの方法では、チャンスを狙える機会が半減してしまうのが問題です。

2つ目はZaifで買った0.1BTCをbitFlyerへ送金、bitFlyerで増えた現金をZaifへ移し、はじめの状態に戻してまた取引をするという方法です。ただしこの方法では、送金や入出金の手数料が必要になります。そのため、価格差が十分にある場合でないと損をしてしまう可能性があります。

対応説明

いずれにせよ、きちんと利益の出る価格差なのか、取引所は正常に稼働しているのか、早い値動きに俊敏に対応出来ているかなど注意し、取引するようにしましょう。これらをきちんと守れていれば、リスクの少ない形で確実に利益を生むことが出来るでしょう。

2つのプラン

実際にはどのくらいの価格差があるのか

では実際に、取引所間でどれほどの価格差が生まれているのでしょうか。ある日のZaifとbitFlyerのレートで見ていきましょう。

高値

Zaif→1,713,625円bitFlyer→1,681,000円

安値

Zaif→1,180,000円bitFlyer→1,015,000円

高値の差は32,625円、安値の差はなんと165,000円もの金額です。このくらい十分な価格差があれば確実に利益を上げられていたはずです。ビットコインの取引所間の価格差で儲けるには、チャンスが来る前にきちんと準備しておくことが重要と言えるでしょう。

ポイント

まとめ

いかがでしたか。取引所ごとに価格の異なるビットコインでは、条件をクリアすることが出来ればその差益で儲けることが可能です。まだまだ未発達な部分が多い仮想通貨市場ならではの運用方法なので、そのうち法整備などが進んだ場合には、この方法で儲けることは出来なくなってしまうことでしょう。

しかし、今ならまだ遅くはありません。まだ1つしか仮想通貨の口座を持っていないという方はぜひ、追加で口座開設をし、取引所間の価格差で利益を狙ってみてはいかがでしょうか。

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