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オプション取引とは

オプション取引とは

オプション取引とは、デリバティブと呼ばれる金融商品の一種です。具体的なルールは、将来の一定の時期に、あらかじめ決めた値段で取引をする権利を売買するものです。

例えば、3か月後に日経平均と連動するものを17000円で買える権利を買ったとします。3か月後に日経平均株価が20000円になっていても、必ず17000円で買うことができ、すぐに売れば差額の3000円の利益を出すことができます。

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オプション取引にまつわる哲学者ターレスの逸話

古代ギリシャの哲学者ターレスが、オプション取引と似たようなことをした逸話が残されています。

貧しい哲学者だったターレスは、「哲学なんて、お金にならない、無意味なことだ」と言われたことに腹を立てていました。そこで、役に立つことを証明して見返してやろうと思っていたのです。

ある年、天文学の研究結果から、来年オリーブが大豊作になると予想することができました。そこでターレスは、一計を案じます。オリーブから油を取るためには、オリーブのしぼり機が欠かせません。

町じゅうのしぼり機を持っている人に、来年の収穫期にしぼり機を借りる契約をして回ったのです。不作になったらあまり使わないので、みんな喜んで契約をしてくれました。

次の年、ターレスの予想通りオリーブは大豊作。しかし、収穫したオリーブから油を作ろうと思っても、しぼり機は全部ターレスのところにしかありません。みんな高いお金を払ってターレスからしぼり機を借り、ターレスは大金を手にしました。

このエピソードの取引の仕方が、現代のオプション取引によく似ていることから、ターレスの逸話がオプション取引の起源だと言われています。

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ターレスの後日談と取引の始まり

大金を手にしたターレスは、その後どうしたのでしょうか。大金が手に入ったからといって、贅沢をするわけでもなく、哲学を商売に使ったりすることもなかったそうです。彼はただ、哲学が役に立つものだと証明したかっただけで、お金を稼ぐのが目的ではありませんでした。

そういうわけで、この出来事の後にオプション取引が世に広まったりはしていません。その後、17世紀のオランダでチューリップの球根を対象に行われるようになったのが、実際のオプション取引の始まりです。

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