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世界の紙幣の最高額はいくら?

世界の高額紙幣

日本での1万円札と同様、一般に流通していて普通に使われている紙幣では、どんな高額紙幣があるでしょうか。ヨーロッパの統一通貨である500ユーロ紙幣や、スイスの1000フラン紙幣などが挙げられます。それぞれ、日本円になおすと7万円、12万円程度の価値があります。

実際に買うものの値段を考えると、あまりに高額すぎるお金は使う場面がありません。何百万円もの金額であれば、銀行振込が多くなります。そういう意味では、これくらいの高額紙幣がちょうどいいくらいなのかもしれませんね。

500ユーロ

驚きの超高額紙幣

「紙幣に書かれている数字が大きい」という意味での高額紙幣もあります。第一次世界大戦に負けたドイツでは、賠償金の支払いで多額の資金が必要になりました。

その一方で、国内ではインフレが進行し、どんどん高額の紙幣が作られました。一番大きな数字が印刷されたものは、100兆マルクでした。なんとその頃は、パン1個が1兆マルクだったといいます。

ちなみに実際に発行された最高額紙幣は、ハンガリーで発行された1垓(ガイ)ペンゲー紙幣です。1垓といっても、全くピンときませんね。1億の1万倍が1兆、その1万倍が1京(ケイ)、そのさらに1万倍が1垓です。なお、印刷だけされて流通はしていない10垓ペンゲー紙幣というものもありました。

ドイツ国旗

ジンバブエの超高額紙幣

実は最近でも、超高額紙幣は発行されています。2009年にアフリカにあるジンバブエで発行されたのが、10兆ジンバブエドル紙幣です。日本円になおすと、たったの200円程度の価値しかありませんでした。

ただ、紙幣が印刷された後もハイパーインフレが収まる気配がなく、急遽デノミネーションの実施が決定されたため、実際には流通しませんでした。最終的には、ジンバブエドルの信用がほぼ失われ、価値が安定しているお金として米ドルが一般的に使われるようになりました。

老人

超高額紙幣とインフレ

超高額紙幣は、実際にみると「すごいなぁ」と驚きますが、実際に生活している人は言葉では表せないほど大変です。リアカーを札束で満杯にして買い物に出かけたけれど、お店に着いた頃にはインフレが進行していてお金が足りなかったなんていうこともよくあったそうです。

実際は、緩やかなインフレが一番生活しやすいので、日本でどんどん高額紙幣が発行されることのないように願いたいものですね。

世界と日本